【独自】「木浦の娘」から米大統領夫人の側近に「バイデン夫人は冒険を楽しむボス」

米大統領夫人スケジュール局長ジナ・リー氏インタビュー

 リー局長は「あの方(バイデン夫人)がなさることはすべて、本当に誠実さがあります」「バイデン一家は軍人一家で、このため、軍人の家族たちが必要とすることを理解しています。コミュニティ・カレッジの教授として、地域のカレッジが学生1人1人にだけでなく、地域社会の成長に何ができるのか、本当によくご存知でしょう」。

 1988年に全羅南道木浦市で生まれ、3歳の時に両親と共に米国に移民したリー局長は、ニューヨークのロングアイランドで育ち、ボストン大学を卒業した。大学時代、米民主党エドワード・ケネディ上院議員室でインターンを務めたのをはじめ、卒業後にはオバマ政権のホワイトハウスに参加した。2017年からはバイデン財団に勤め、大統領選挙時はバイデン大統領の選挙運動を初日から手伝った。

 リー局長は「2015年にバイデン夫人が韓国を訪れた時、先発隊として10日ほど韓国に滞在し、寺(津寬寺)訪問などのスケジュールを立てました。母国で働くことができ、本当に特別でした」と言った。今後のバイデン夫人の訪韓計画については、「外国歴訪について考える前に(新型コロナの)流行を抑えなければなりません」と言いながらも、「もちろん、それ(訪韓)を可能にしたいです」と答えた。

 リー局長は、自身のホワイトハウス入りの過程が「個人の旅程ではなく、家族の旅程として素晴らしかった」と言った。「とても幼いころ、家族と一緒に米国に来た私が、米大統領当選を手伝うことができました。それこそまさに米国で何が可能なのか、『アメリカンドリーム』を本当によく表してくれています」。

■「アジア・パワー指数」1位は米国、韓国7位…日本は?

ワシントン=金真明(キム・ジンミョン)特派員
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