中国人客ばかり当てにしていたら…ソウル・明洞1階空室率60%に

韓国代表する商業地の不振…新型コロナだけが原因ではない

 新型コロナにより潮が引くように外国人観光客がいなくなり、明洞の「素の顔」がそのままあらわになった。29年間にわたり「カフェ・コイン」を経営してきキム・ソクスさん(62)は「2000年代初めまで明洞は個性のある店が多かったが、それ以降は外国人をターゲットにした化粧品店・衣料店ばかりになり、商業地としてとても単調になった」「あらゆるマーケティング・ポイントを外国人客だけに絞り、韓国人客には関心を抱かなかったため、客が弘大・建大・狎鴎亭のような副都心部に分散した」と話す。明洞観光特区協議会のファン・ドンハ会長は「外国人観光客の82%が明洞に来るほどだったため、外国人観光客にすべて合わせたが、それが問題だった」「韓国人客は来ても化粧品を1-2個買う程度だったが、外国人客は100万-200万ウォン(約9万7000-19万円)買うため、店員も全員中国語が話せる人に変えた」「(2012年に)李明博(イ・ミョンバク)大統領が独島(日本名:竹島)に行って明洞から日本人客がいなくなった時は中国人客が来て、(2016年の)中国の限韓令(韓流禁止令)で中国人客がいなくなった時は日本人客が来たが、今は誰もいない」と嘆いた。

 「外国人通り」になった明洞は徐々に韓国人客を追い出していった。カフェ「gamoo」を経営するチェ・ギョンヨンさん(60)は「露店や屋台好きの中国人客たちは外で食べる。こういう店に入ってきてもあまり注文しない」「40人で入ってきて、『ちょっと休んで行くから、1杯だけくれ』と言ったり、中国人の家族がベースキャンプのように場所取りをして、買い物した荷物を運び込んだりするということばかりなので、韓国人客たちもますます来なくなった」と語った。明洞8キルのある不動産会社社長は「明洞と言えばまず中国人観光客が思い浮かぶことが問題だ」「新型コロナ問題はなくなるだろうという期待はあるが、中国に対する国民感情のため、明洞を訪れる人はもういないだろう」と見ている。

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カン・ダウン記者 , キム・ドンヒョン記者
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