韓国の古銭を収集するマイケル・パリスさん「1966年発行10ウォン硬貨、今では150万ウォンに」

金属探知機を片手に韓国の登山道を探索
「ビットコインよりリアル・コインへの投資を」

韓国の古銭を収集するマイケル・パリスさん「1966年発行10ウォン硬貨、今では150万ウォンに」

 米国人のマイケル・パリスさん(33)は、自らを「韓国コイン・ハンター」と呼ぶ。2015年から20年にかけ韓国に在住していた期間、金属探知機を片手に登山道を回り、1600年代の「常平通宝」をはじめとする古銭を収集した。彼が収集した古銭は計4000枚に上り、時価総額で約6000万ウォン(約570万円)だという。コイン探査過程を連載したユーチューブチャンネル「米国のおじさん」は、チャンネル登録者数が20万人に上るほどの人気だ。平沢市で米軍通訳士として勤務し、契約終了後の昨年10月に故郷の米国バージニア州に戻ったパリスさんに今年7月13日、画像インタビューを行った。

 パリスさんは「中国の古代鋳貨は量が多過ぎて価値が低く、日本の古銭は似たり寄ったりなのに対し、朝鮮王朝時代の常平通宝は同じ平安道地域で作られたとしても、鋳造所ごとに形態や特徴が異なるため収集していて楽しい」と笑みを浮かべる。大学で東アジア史を専攻したパリスさんは、韓国人の妻とここ5年間、韓国生活を送りながら本格的に古銭収集に乗り出した。漢字検定は5級の実力で、朝鮮時代の貨幣に書かれた漢字も読むことができるという。

■韓国のイメージ、国民より外国人の方が肯定的?

キム・ウンジョン記者
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