また、人気音楽グループBTS(防弾少年団)、トッテナムの孫興民(ソン・フンミン)選手、動画配信サービス「ネットフリックス」の韓国ドラマなどに言及し「最近、韓国の文化は多様だ。私も誇らしく思う。サポーターの皆さんに、そのような(犬肉ソングのような)内容の歌をもう歌わないようお願いしたい。もはや誰かを応援する内容ではない。もしかしたらむしろ、いっそう不快になる歌だろう」と述べた。
朴さんは、サポーターの気持ちはよく分かるがこの内容は入れてほしくないとして「私が引退して7年が過ぎたが、今でもサポーターの応援歌を聴くと、ピッチにいるような感覚になる。サポーターの皆さんが作ってくれたということが今でも誇らしい」と話した。
さらに「当時の不快感をひたすら我慢しようとしていた若い自分に申し訳ない気持ちもある。また、いまだにアジア人や韓国人としてそういう不快な気持ちを抱いて生きる若者たちに対する責任を感じる」として「今の世代は完全に異なるため、私がプレーしていた当時の(韓国の)文化をあまり知らない。もうその言葉をやめるべき時期だ」と続けた。
これに関連し、球団側は「朴智星氏の意見を全面的に支持し、サポーターには彼の意見を尊重することを望む」とコメントした。