「高いのにまずい」韓国高速SAの飲食店問題、道路公社社長が辞意

 韓国道路公社(道公)の金珍淑(キム・ジンスク)社長が23日、電撃的に辞意を表明した。「サービスエリアの飲食店価格引き下げ」を拒否した道公役員に対する強硬な監察を、国土交通部(省に相当)の元喜竜(ウォ・ヒリョン)長官が指示したという事実がメディアを通して判明してから、わずか二日で辞表を出した。今回の監察対象には金社長も含まれていた。尹錫悦(ユン・ソンニョル)政権発足後、前任の文在寅(ムン・ジェイン)政権で任命された大手公共機関の長が退任するのは金鉉峻(キム・ヒョンジュン)韓国土地住宅公社(LH)社長に続いて2人目。

国土交通部と道公によると、金社長は23日、国土交通部に「一身上の事由で辞任したい」との意向を伝えた。金社長の任期は来年4月までで、まだ7カ月残っていた。

チョ・ベッコン記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
あわせて読みたい