自分と似ている人を殺し「背乗り」図った47歳ロシア人女性に禁固21年=米NY州地裁

 自分と似ている女性の殺害を試み、身分証などを盗んで「なりすまし」を図ったロシア人の女に重い刑罰が言い渡された。英BBCなどが20日(現地時間)、報道した。

 報道によると、米ニューヨーク州裁判所は19日、ロシア人のビクトリア・ナシロワ被告(47)に禁固21年の刑を言い渡したとのことだ。

【写真】バリ島民が神聖視する木の上でヌード撮影したロシア人女性

 ニューヨーク州ブルックリンで暮らしていたナシロワ被告は2016年、知り合いのアイラッシュ(まつげ)スタイリスト、オルガ・ツウィクさんに毒入りのチーズケーキを食べさせた後、ツウィクさんのパスポートと米国での労働許可証を盗んだ。

 ナシロワ被告とツウィクさんは共に黒髪で、肌の色も似ていた。ナシロワ被告はロシア人、ツウィクさんはウクライナ人だが、2人ともロシア語を話すという共通点もあった。

 ツウィクさんはチーズケーキを食べた後、意識を失って倒れたが、翌日友人に発見されて命を救われた。

 ツウィクさんが発見された時、周辺にはチーズケーキに入っていた薬と同じ成分の錠剤が落ちていた。捜査当局は、ツウィクさんが自死を試みたかのようにナシロワ被告が装ったものとみている。

 裁判官は「ナシロワ被告は悪魔のような陰謀を企て、友人に害を与えようとした極度に危険な女だ」として、重い刑罰を言い渡した。

 禁固21年の刑が言い渡されると、ナシロワ被告は裁判官に罵声(ばせい)を浴びせたとのことだ。

キム・ミョンイル記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
あわせて読みたい