【NEWSIS】韓国国務調整室の規制審判部が、コンビニエンスストアのガラス壁に貼られている不透明シートを撤去するよう勧告した。これを受けてコンビニの加盟本社やオーナーらは17日、歓迎の立場を表明した。
そもそもコンビニのガラス壁に不透明シートが貼られるようになったのは、韓国政府が2021年、青少年にコンビニ内部のたばこの広告を見せないようにするため、ガラス壁に目隠し用のシートを貼ることを決めたからだ。
しかし、外からも内部からも視界が遮られるため、コンビニのオーナーや店員たちが凶悪犯罪の被害に遭いやすくなるとの懸念が指摘されていた。実際に今年2月には、仁川市内のコンビニでオーナーが殺害されるという事件が起きた。
コンビニ店主協議会は「不透明シートを貼ると犯罪を誘発する懸念があるため、不透明シートが貼られる2019年以前から反対の立場を示していた」として「懸念していた通り、不透明シートを貼って以降、青少年の喫煙率は逆に上昇し、コンビニでの犯罪も増えた」と指摘した。