韓国国家報勲部長官「偽の独立有功者は民族精神を傷つけた」「1人も容認しない」

 韓国国家報勲部(省に相当、以下同じ)の朴敏植(パク・ミンシク)長官は親日問題が指摘される独立有功者について「1人の偽独立有功者も容認しない」との考えを示した。

 朴長官は報勲部発足を受け開かれた記者懇談会で「(偽の独立有功者を明らかにする)全数調査の準備を徹底して行う考えだ」とした上で、上記のように述べた。

 朴長官は「独立有功者の中には一般国民が疑問に思うケースもなくはないようだ」と指摘した。

 朴長官はさらに「近く独立有功者公的審査委員会の委員が新たに任命される」「新しい公的審査委員会が発足すれば、これまで問題となったさまざまな部分について再び検討が可能になるだろう」との考えを示した。

 親日的な行動があったにもかかわらず、独立有功者として叙勲された人物を見つけるため報勲部(旧報勲処)は2019年から全数調査を行っている。

 また韓国国防部から管轄権を引き継いだ国立ソウル顕忠院を米国のアーリントン国立墓地のように整備するビジョンも公表した。

チェ・スヨン記者

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  • ▲国家報勲部の朴敏植(パク・ミンシク)長官/国家報勲部提供

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