韓国検察、秋美愛元法相の息子の軍休暇疑惑を再捜査

韓国検察、秋美愛元法相の息子の軍休暇疑惑を再捜査

 韓国の秋美愛(チュ・ミエ)元法務部長官の息子を巡る「軍休暇未復帰」疑惑を再捜査しているソウル東部地検はこのほど、重要な証人である休暇担当将校に出頭を求め、3日間にわたって事情聴取した。

【写真】秋美愛氏のFB投稿「歴史的脈絡を知らなければトンカツにやられます。トンカツがのどを通りますか?」

 ソウル東部地検は6日、秋美愛元長官の息子S氏の休暇未復帰疑惑で、今年4月に支援将校のK大尉を呼んで事情聴取したほか、疑惑を暴露した当直兵と休暇承認権限を持っていたL中佐からも事情を聞いたことを明らかにした。K大尉はS氏の上司で秋元長官の補佐官であるC氏がS氏の休暇延長を働きかけるために連絡した人物だ。

 S氏は在韓米軍韓国軍支援団(KATUSA)で兵役に就いていた2017年、病気休暇2回と個人休暇1回を組み合わせて相次いで取得したが、その過程でS氏が適法な手続きを踏まず、無断で部隊に復帰しなかったことが問題視された。秋元長官側がS氏の休暇取得に便宜を図り、軍部隊に働きかけを行った疑惑も指摘された。

 当時S氏を捜査したソウル東部地検は20年9月、一連の疑惑を全て不起訴にした。しかし、大検察庁は捜査が不十分だと判断し、昨年11月にソウル東部地検に再捜査を命じた。

ク・アモ記者

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