駐車のやり直し厳禁? 一発で駐車できないとフラップ板がバンパー破壊…韓国ネットで話題に

韓国ネット民72%「100%駐車場が悪い」

駐車のやり直し厳禁? 一発で駐車できないとフラップ板がバンパー破壊…韓国ネットで話題に

 【NEWSIS】「フラップ式」の無人駐車場で、駐車中に車の下部が破損してしまったドライバーが悔しさを吐露した。フラップ式とは、駐車するとフラップ板が上がって無断出車を防止し、駐車料金を決済するとフラップが下がる方式のことだ。

 動画共有サイト「ユーチューブ」のハン・ムンチョル弁護士のチャンネル「ハン・ムンチョルTV」に16日、「一発駐車できなかったら絶対動いてはならない駐車場…こんな駐車場にどうやって駐車するんですか?」というタイトルの動画が掲載された。

【写真】駐車のやり直し中にフラップ板が上がって壊れたリアバンパー

 この動画はAさんというドライバーが情報提供したドライブレコーダーの映像だ。Aさんは12日午後5時ごろ、ソウル市陽川区の木洞駅に近いある共用駐車場を初めて訪れたという。

 動画を見ると、Aさんは駐車を試みたが、車がまっすぐ入らず、駐車をやり直している。この時、数秒でフラップ板が上がり、車の左バンパーがひどく破損するという事故が発生した。この事故で破損したのは車だけで、フラップ板には異常がなかったという。

 Aさんは「駐車場の案内文には出車時に関する文言だけがあり、駐車のやり直しに関する文言はなかった」と主張した。ただし、損害査定士の関係者は「そのような文言をどうやって全部書いておけと言うのか。Aさんが初心者だからだろう」と、ドライバーの過失が100%だと主張したという。

 だが、ハン・ムンチョル弁護士は「ドライバーの過失が100%だという意見には同意しない」と言った。

 ハン弁護士は「『駐車のやり直しは絶対禁止』という文言を大きく書いておくべきだった」「初心者や(駐車に)不慣れな人はどうしろというのか」と批判した。その上で、「保険会社も『100%ドライバーの過失だ』と言っているが、案内文がなかった点から見ても、少なくとも100%ドライバーの過失ではない」と述べた。

 ハン弁護士がチャンネル視聴者を対象に投票を実施した結果も「100%駐車場の過失」は72%と多く、「100% Aさんの過失」は6%にとどまったとのことだ。

パク・イェジン記者

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