またもや竹槍歌とノージャパン…韓国野党陣営の「アスファルト政治」

 27日には民主党の禹元植(ウ・ウォンシク)、梁李媛瑛(ヤンイ・ウォンヨン)、正義党の姜恩美(カン・ウンミ)、無所属の梁敬淑(ヤン・ギョンスク)の各議員が福島県で開かれた「海洋放出反対全国行動」の集会に参加した。彼らは出国前の記者会見で「今回の戦いは反日のための戦いではなく、地球環境と未来世代を守るための正義の戦いだ。韓日の議員だけでなく、市民社会が共同行動を通じ、互いに連帯する必要がある」と主張した。しかし、彼らが参加した集会は日本の野党である社民党が主導したもので、社民党代表の福島瑞穂参院議員と共産党の岩渕友、小池晃参院議員、立憲民主党の石垣のりこ参院議員ら日本の議員4人が参加した。日本の議員4人が参加した集会に韓国の議員4人が参加したのだ。韓国の議員らは「汚染水放出を撤回せよ」「命の海を殺すな」などと書かれた日本語のプラカードを持ち、集会の途中に韓国語で「漁民との約束を守れ」「安全な汚染水対策を立てろ」などと叫んだ。

 民主党の一部では「ノージャパン(NO JAPAN)」を叫び、日本製品不買運動をあおる動きも拡大している。鄭清来(チョン・チョンレ)議員がフェイスブックに「NO JAPAN!」と題する投稿を行うと、民主党支持者たちは「きょうから日本は主敵だ」と応じ、 「共に不買運動を行う」「日本が降伏するまで今回はしっかりやる」というコメントを付けた。野党系コミュニティーでは「独立運動はできなくても不買運動はやる」というポスターが広まった。

周希妍(チュ・ヒヨン)記者

【写真】ソウル市内の鷺梁津水産市場では普段通り買い物をする市民の姿が見られた

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