2024年はどんな年? ノストラダムスやババ・ヴァンガの予言が話題に

ノストラダムス「気候危機が悪化するだろう」
ババ・ヴァンガ「人工知能が人間を代替するため発展を続けるだろう」
ネットユーザーらは…「予言はあいまいで、結局は解釈次第」

 カトリックの教皇は通常、生前に教皇職から退くことはなく、事実上の終身職だ。22年12月31日に死去した元教皇ベネディクト16世が生前、後任の教皇フランシスコに教皇職を譲ったケースは極めて異例だ。教皇フランシスコは23年12月17日に87歳になった。また、インフルエンザや肺炎の症状などにより、同月の国連気候変動枠組条約締約国会議(COP28)には参加しなかった。

 「バルカン半島のノストラダムス」という別名を持つババ・ヴァンガも、24年に関する予言を行った。

 ブルガリア出身のヴァンガは、砂嵐で視力を失った後、神から未来を見る能力を授けられたと主張していた予言者だ。ヴァンガは9・11テロ、バラク・オバマ米大統領の当選、新型コロナの流行、ドナルド・トランプ米大統領の新型コロナ感染などを予言したことで有名だ。

 ヴァンガは人工知能(AI)の発展、量子コンピューティング、サイバー攻撃などについて言及した。

 ヴァンガはAIが人間を代替するための発展を続けるだろうとし、また量子コンピューティングの台頭で金融・医療・サイバー分野に大きな変化が起きると予測した。量子コンピューティングとは、量子力学を利用することで既存のコンピューターより速く、複雑な計算ができる。

 AIの発展による人間の代替可能性は、22年にオープンAIが生成型人工知能「チャットGPT」を公開した後、論争が加速しているテーマでもある。

 これらの預言者は、上記のほかにも海での戦争の発生、英国王チャールズ3世からヘンリー王子への王位継承の可能性、特定のがんやアルツハイマーの治療法開発などについて言及した。

 これに対し、世界各地のネットユーザーらは「予言はあいまいで、異なる解釈もできる。結局、どういう見方をする人間が解釈するのかによって変わって来る」「シンプソンズの方がノストラダムスよりもたくさん予測をしている」「私も一度解釈してみたんだが、2024年は365日だろう」等の反応を示した。

チョン・ソンジョン記者

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