「中国人観光客が寄り付かない」「営業妨害」 毎週火・金開催の反中デモにぼやく明洞の商店主たち /ソウル

1月に中国大使館付近で初の集会を開いてから9カ月

毎週火曜・金曜に明洞で反中傾向の集会を開催

 「自由大学」の集会参加者たちは太極旗と星条旗を持って明洞中心部の通りを行進する。9月9日に実施された集会で、参加者たちは「尹大統領釈放」を叫んだ。中国人をさげすむ表現を使って「チャンX、北傀(ほっかい)、アカXXたち、大韓民国からさあ早く消えろ」という歌詞の歌も歌った。

 集会参加者たちは「中国人観光客誘致より自国民の安全が優先」というプラカードも持った。韓国政府は経済活性化のため、9月29日から中国人団体観光客が一時的にノービザ入国できるようにした。

■「このごろ中国人はほとんど来ない」「日本人客も『危ない』と心配してる」

 反中傾向の集会が9カ月続いていることから、明洞の「華商」たちは営業面で打撃を受けたという。ある匿名の中華料理店オーナーは「デモのメンバーは、直接的な被害を与えることはないが、行進しながら路地に入ってくると店の中にいてもうるさい」「通行が規制されて客も減った」と語った。

 ある露店オーナーは「私たちは、うるさいからデモはちょっとやめたらと思っている」「中国の人々は『危害を加えられるかもしれない』と思ってデモがあると明洞の中に入ってこない」と話した。

 明洞の通りで化粧品売り場を営んでいる48歳のオーナーは「このごろ中国人はほとんど来ない。(モバイルメッセンジャーの)ウィーチャットで明洞の反中デモが知られるようになり『韓国は危険なんじゃないか』という話が出回ったという」「日本人観光客も『あまりにうるさい』『危険なんじゃないか』と尋ねる」と語った。

 別の化粧品売り場に勤める42歳の従業員は「デモの日の売り上げは普段より10%から20%ほど減る」「中国人だけでなく日本や他の国の観光客も『なんであんなこと』という目でデモ隊を見ている」と話した。

イ・ホジュン記者、ソン・ドクホ記者

【写真】反中デモの告知ポスターと明洞でのデモ行進の様子

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