動物保護団体の通報で血痕だらけの闘犬場と大型犬9匹発見…約40人摘発 /全羅南道・和順郡

動物保護団体の通報で血痕だらけの闘犬場と大型犬9匹発見…約40人摘発 /全羅南道・和順郡

 【TV朝鮮】(アンカー)

 「全羅南道和順郡の山で、金を賭けて犬たちを闘わせている人々がいる」という通報が寄せられました。警察が出動すると、現場からは闘犬場とみられる大きな円形の鉄格子と傷ついた犬たちが発見されました。キム・テジュン記者がお伝えします。

【写真】山中で発見された闘犬場

 (記者リポート)

 大きな円形の鉄格子が設置され、傷ついた犬たちがあちこちで閉じ込められています。

 「闘わせられたのは一度や二度ではないようです。全身に傷が…」

 傷付いて疲れ果てている犬は目も合わせられません。

 「脚が不自由だし、血まみれで…」

 今月22日夜10時ごろ、「闘犬場と思われる場所がある」という動物保護団体の通報を受けた警察は、全羅南道和順郡のある山を捜索しました。

 現場で検挙された人は約40人。一部は山の中に逃げ込みました。

 「ここから逃げた人が降りてきました」

 大型犬9匹が発見されましたが、2匹は重傷を負っていました。

 円形の鉄格子のあちこちには血痕が残っています。犬たちが闘った跡とみられます。

 (和順警察署のイ・ジャンジェ捜査課長)

 「なぜ集まっていたのか、そして動物を利用してどんな行為をしていたのかを調べなければなりません」

 法律により、動物たちを闘わせて苦痛を与える行為は2年以下の懲役など処罰の対象になる可能性があります。

 警察は取り締まりをすると共に、動物団体の関係者らと物理的な衝突を起こした闘犬をした疑いのある人物たちについては暴行容疑でも調べる予定です。TV朝鮮、キム・テジュンがお伝えしました。

(2025年11月24日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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