【TV朝鮮】(アンカー)
最近、国家保安法違反事件が急増しています。今回はある市民団体の代表が、北朝鮮の工作員に韓国国内の情勢を報告した罪で、懲役2年の刑が確定しました。他の人に分からないよう暗号のような文章、すなわち「隠語」を使ってやり取りをしていました。リュ・テヨン記者がお伝えします。
【写真】「国家保安法はわが大韓民国の恥であり汚点」と語る進歩党首席スポークスマン
(記者リポート)
(市民団体)全北民衆行動の河然鎬(ハ・ヨンホ)代表は、2013年から19年にかけて北朝鮮の対南(韓国)工作員と接触した罪で、一審で執行猶予を言い渡されました。
しかし、今年7月の控訴審では懲役2年に量刑が引き上げられ、法廷で拘束されました。
北朝鮮の工作員に送った電子メールに「サツマイモを宅配で送るので受け取るように」と書いていましたが、裁判ではこの「サツマイモ」が河然鎬代表本人を意味する隠語、すなわち暗号と判断しました。
二審の裁判は、河代表が北朝鮮の工作員とベトナム・ハノイや中国などで計4回にわたって接触したことや、電子メールで韓国の情勢や市民団体の動向を報告していたことを事実として認定しました。
裁判は「北朝鮮は依然として韓国の自由民主主義の秩序を脅かす反国家団体」だとして「相手が対南工作員だと知りながら、長期にわたって接触し、連絡を取り合ったことは、極めて悪質だ」と指摘しました。
大法院(最高裁判所)は今日「原審の判断に誤りはない」として、懲役2年を確定させました。
こうした中、与党系の国会議員31人は今月2日、国家保安法廃止法案を発議しました。
(洪性奎〈ホン・ソンギュ〉/進歩党首席スポークスマン)
(今月8日)「過去77年間の存在それ自体が、国家保安法はわが大韓民国の恥であり汚点です」
国家保安法での起訴は2022年の15人から昨年は88人へと大幅に増加しました。TV朝鮮、リュ・テヨンがお伝えしました。
(2025年12月24日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)