韓国与党・共に民主党は1日、公認をめぐる収賄疑惑が浮上している元同党所属の姜仙祐(カン・ソンウ)議員の除名を発表した。さらにその黙認が疑われる金炳基(キム・ビョンギ)議員に対しても懲戒の手続きを開始した。
共に民主党の朴洙賢(パク・スヒョン)首席報道官は同日午後に国会で開催された緊急の最高委員会後に記者団の取材に応じ「姜仙祐議員はすでに離党したが改めて除名処分とし、金炳基議員に対しては今日の最高委員会に報告された倫理監察団の調査結果に基づき、懲戒審判の迅速な決定を中央党倫理審判院に要請することを議決した」と明らかにした。
姜仙祐議員は2022年の統一地方選挙直前、市議会議員選挙出馬予定者から1億ウォン(現在のレートで約1100万円)を受け取った疑惑が浮上している。また金炳基議員も共に民主党ソウル市党公認管理委員会幹事(当時)でありながらこれを黙認した疑いがある。金炳基議員については「地元のソウル銅雀甲選挙区からの出馬予定者から金品を受け取り後に返還した」という過去の疑惑もメディアで報じられた。ソウル警察庁公共犯罪捜査隊は収賄などの容疑で告発された姜仙祐議員と金炳基議員に対する捜査をすでに開始している。
姜仙祐議員は公認をめぐる収賄疑惑が浮上したことを受け、同日共に民主党からの離党を表明した。これについて朴洙賢首席報道官は「姜仙祐議員は今日(1日)午後8時3分にネットで離党届が出されたため離党の手続きは終わった」とする一方「党の規則に基づき、除名に準ずる懲戒理由を事実と認める決定が倫理審判院で下された」と伝えた。
離党届は受理と同時に効力が発生する。そのため姜仙祐議員はすでに無所属のため共に民主党から除名などの懲戒が下されることはないが、今回事実上の除名とする手続きが行われたと考えられる。
朴洙賢首席報道官は金炳基議員に対する調査の範囲について「疑惑がある全ての分野が調査範囲になっている」と明らかにした。
キム・サンユン記者