金竜顕(キム・ヨンヒョン)前国防相の裁判で、李夏祥(イ・ハサン)弁護士が監置されたことを巡り法廷攻防が繰り広げられた。
ソウル中央地裁刑事合議34部(裁判長:韓聖振〈ハン・ソンジン〉部長判事)は10日午前、金・前国防相の公務執行妨害等容疑についての公判期日を開いた。
金・前国防相と共に高榮一(コ・ヨンイル)弁護士と金智美(キム・ジミ)弁護士が被告人側弁護人として出廷する中、裁判開始直後から弁護人団は李弁護士に対する監置の執行を裁判長が事前に知っていたかどうか尋ねた。
金弁護士は「2月3日の公判直後、弁護人一人が監置されたが、裁判長が事前に監置命令の執行に関して共有を受けたことがあるかどうか気になる」とし、「いかなる通知や予告もなしに弁護人のうち一人を監置するというのは被告人の利益に反し、防御権の保障という観点から正しくない」と反発した。
裁判長が「答弁する必要は無い事案のように思う」と回答するや、高榮一弁護士は「弁護士の監置命令がこれまでのように執行される状況では自由な弁論の雰囲気が保障され得ない」と主張した。
内乱特別検察官(特検)側の派遣検事が介入して「弁護人の監置に関する内容は本事件と無関係」と指摘すると、弁護人側は「検事さんに答弁を要求している事項ではなく、裁判部に要求している」と声を荒げた。
特検側は「弁護人側の時間稼ぎ」「ああいうのは、ごねているという」と、証人尋問の進行を続けてほしいと要請し、弁護人側は「『ああいうの』と言うとは、謝罪せよ」「特検のゆがんだ見方を示すもの」と真っ向から反発して舌戦を続けた。
弁護人側の答弁要求が続き、裁判部が「答弁する必要はない」という理由で再度退けると、弁護人たちは「二度とこのようなことがないように協力していただきたい」と裁判部に要請し、騒動は収まった。
午前11時からはノ・サンウォン元情報司令官に対する特検チームの証人尋問が予定されていたが、ノ元司令官は証言を一切拒否し、裁判は終了した。
先にソウル中央地裁刑事合議33部(裁判長:李珍官〈イ・ジングァン〉部長判事)は昨年11月19日、退廷命令に従わず法廷で騒いだ李夏祥弁護士と権又鉉(クォン・ウヒョン)弁護士に対し監置15日を言い渡した。
両弁護士は不服として抗告したが、ソウル高裁刑事20部(裁判長:洪東基〈ホン・ドンギ〉首席部長判事)はこれを棄却し、大法院(最高裁)に再び特別抗告を行ったが受け入れられなかった。
ソン・ムビン記者