2024年12月3日の非常戒厳宣布時、報道機関に対する電気・水道の供給停止指示を伝えるなど、内乱に加担したとして起訴された李祥敏(イ・サンミン)前行政安全長官が懲役7年の判決を受けた。するとその直後、法廷には励ます声が響き渡った。李祥敏前長官は裁判中、ずっと無表情だったが、こうした声を聞いて笑顔を見せた。
【写真】「私たちは真実を知っているから」 娘と妻の励ましに笑顔で応える李祥敏・前行政安全相
ソウル中央地裁刑事第32部(柳京辰〈リュ・ギョンジン〉裁判長)は、非常戒厳宣布時に消防庁に対して五つの報道機関の電気・水道の供給停止を指示したとされている李祥敏前長官の判決公判を開いた。同地裁は「被告は尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領から国会などの封鎖計画や報道機関の電気・水道の供給停止指示が記された文書を受け取り、許石坤(ホ・ソッコン)消防庁長=当時=に具体的な業務指示を出したと見るのが妥当である」とし、李祥敏前長官が内乱行為の重要任務を担っていたと判断した。
同地裁が量刑理由を説明する間、李祥敏前長官は口を固く閉ざし、正面を見つめていた。裁判官が起立を求め「主文、被告人を懲役7年に処する」と判決を下した時も、表情に変化はなかった。
公判が終わり、李祥敏前長官が退廷する直前、同前長官の家族たちが励ましのメッセージを送った。李祥敏前長官の娘は「お父さん、大丈夫。愛してる。頑張って」と、妻は「私たちは真実を知っているから」と言った。李祥敏前長官はそれに対し、傍聴席を見つめてほほ笑み、手を振りながら退廷した。
判決直後、チョ・ウンソク特別検察官チームの張宇盛(チャン・ウソン)特別検察官補は「刑期には不満があるが、判決理由を詳細に分析した上で、控訴するかどうかを決める」と述べた。李祥敏前長官側も「当然、控訴する」と明らかにした。
イ・ミンギョン記者