「相手が倒れている間に殴りつけるべき」 米国防長官の対イラン発言巡り英紙「漫画に出てくる悪党」

 米国のピート・ヘグセス国防長官が、イランについて「相手が倒れている間に殴りつけるべき」などと発言し、物議を醸している。

【写真】昨年11月に板門店を視察したピート・ヘグセス米国防長官

 英紙ガーディアンが8日(現地時間)に報じたところによると、ヘグセス長官は先ごろ、記者団に対し、イランへの軍事行動について「最初からフェアな戦いになるとは思っていなかったし、実際にフェアな戦いではない」として「われわれは相手が倒れているときにさらに攻撃を加えている。そのようにするべきなのだ」と発言した。

 同紙はこのヘグセス長官の発言について「無謀で好戦的だ。彼の姿は厳粛な政治家というよりも漫画に出てくる悪党のようだった」と指摘した。

 一部では、ヘグセス長官の人間性に問題があるとの批判も出ている。

 参戦勇士や軍事の家族を支援する非営利団体「ベット・ボイス財団」の代表を務めるジャネッサ・ゴールドベックさんは「ヘグセス氏は非常に危険な人物だ」として「ヘグセス長官は米政権の兵器を自由自在に使うことができるし、トランプ大統領からも、どこでも誰に対してでも虐殺を行っていいという許可を受けているようなものだ」と懸念を示した。

 オバマ政権の高官だったブレット・ブルーエン氏は「ヘグセス長官は、米国と同盟国にとって必須となる安定感や戦略を提供するのにふさわしくない。米国の国民が望んでいるのは虚勢ではなく、米軍が強力で安定したリーダーシップのもとにあると確信できることだ」と主張した。

 FOXニュースのアンカーだったヘグセス長官は、長官就任を議会で承認される際、専門性の欠如に加えて道徳性に関する問題も指摘されていた。

 また、性暴力の容疑で警察の事情聴取を受けたことや、元夫人から不倫と婚外子問題で離婚訴訟を起こされていることなどが明るみに出て、私生活でも物議を醸している。

シン・ウンソ記者

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • ▲写真=UTOIMAGE
  • 「相手が倒れている間に殴りつけるべき」 米国防長官の対イラン発言巡り英紙「漫画に出てくる悪党」

right

あわせて読みたい