「チビ」と言われ「ブサイク」と言い返したら訴訟沙汰…韓国で学校いじめ専門裁判部を2倍に増設【独自】

大学入試の内申書にいじめ履歴反映…いじめ関連訴訟が増加

 学校の現場での暴力・いじめ被害の申告は増え続けている。教育部(省に相当)が昨年9月に発表した「2025年第1回学校暴力実態調査結果」によると、小学4年生-高校3年生の児童・生徒326万人のうち暴力やいじめの被害を受けたと答えたのは8万1500人だった。被害を訴えた児童・生徒は22年には5万3600人だったが、23年は5万8800人、24年は6万7700人へと増えた。

 暴力やいじめの形も徐々に悪質になっているようだ。行政法院は昨年1月「ボコボコにされたくないなら全部やっておけ」と被害生徒に数学の宿題を解かせた上、博物館から通学バッグを自分の代わりに持たせたとして懲戒処分を受けた生徒Bについて、「出席停止4日の懲戒処分を取り消してほしい」と提起した生徒Bの訴訟を棄却した。裁判は「生徒Bが、いじめの通報がある前に被害生徒に心から謝ったとは見受けられず、また和解のために真面目に努力したと考えられるほどの事実がない」と説明した。

 学校での暴力やいじめが社会問題化し、最近では口げんか程度の事案までもが法廷闘争へと発展している。裁判所にとっては、加害者の発言の程度と被害者の心理を総合的に考慮しなければならなくなり、不確定要素が増えた。昨年5月にはソウル市内の中学校で、女子生徒Cが「狂ったXX」などの口汚い言葉を何度も吐いたという理由でいじめ加害者として通報された。審議委は3カ月後、女子生徒Cに対し、書面での謝罪と2時間の教育履修という懲戒処分を下した。これに対し女子生徒C側は「同い年である思春期の女子生徒同士、グループ内での複雑な関係で発生した誤解によるものだった」として、行政法院に懲戒処分取り消しを求めて提訴し、昨年12月に勝訴した。裁判は「女子生徒Cと被害生徒間の問題は、時にはけんかもするし時には仲よく過ごすというレベルを超えないものだと判断される」と指摘した。

イ・ミンジュン記者

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