北の核実験場・豊渓里周辺から脱北した214人のうち53人に「染色体変異」を確認 韓国調査

北の核実験場・豊渓里周辺から脱北した214人のうち53人に「染色体変異」を確認 韓国調査

 【TV朝鮮】(アンカー)

 韓国政府が、北朝鮮の核実験場のある豊渓里の近くで暮らしていて脱北した人々を調査したところ、4人に1人の割合で染色体変異が確認されました。放射線被ばくの可能性が提起されましたが、直接的な関連は確認されませんでした。当該地域の住民は100万人にもなるだけに、関心を持って見守らなければなりません。チョ・ドクヒョン記者のリポートです。

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 (記者リポート)

 2017年、北朝鮮の6回目の核実験の爆発力は50-150キロトン、広島原爆の3倍から10倍でした。

 (朝鮮中央テレビ)

「大陸間弾道ロケット装着用水素弾の試験が成功裏に進み…」

 2006年以降、6回の核実験は全て咸鏡北道吉州郡豊渓里の核実験場で行われましたが、半径40キロ以内にある八つの市・郡の居住者だけでも108万人に達します。

 統一部(省に相当)が2017年と18年、最近3年間の5か年にわたり、豊渓里周辺地域の脱北者214人を対象に累積した放射線量を測定しましたが、25%に達する53人が放射線被ばくで発生し得る「染色体変異」を持っているという結果が出ました。

 放射線の「最小検出限界」である0.25グレイ以上の被ばく量が出たのです。

 医療的または職業的に放射線に露出したことがない一般人からは、ほとんど出ない数値です。

 (イ・ヨンファン/北朝鮮人権団体『転換期正義ワーキンググループ』代表)

「53個の染色体に変形が起きた人までいて、(25%は)非常に大きな数値ですよ。深刻な数値だと見るほかなく…」

 ただし統一部は「CT撮影などによる医療的放射線露出などさまざまな変数があり、この人々が核実験で放射線被ばくしたとは断定できない」という立場です。

 2024年と昨年の検査結果を発表していないのも、因果関係が確実ではなく、医学的に大きな意味はないからだと説明しました。TV朝鮮、チョ・ドクヒョンがお伝えしました。

(2026年3月23日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

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