足止め船舶26隻の情報をイランに提供した韓国政府、米軍のホルムズ封鎖に困惑

足止め船舶26隻の情報をイランに提供した韓国政府、米軍のホルムズ封鎖に困惑

 【TV朝鮮】(アンカー)

 一触即発の状況の中、ホルムズ海峡に足止めされた韓国の船舶26隻を通過させるため、韓国政府も動き始めした。船舶に関する情報をイラン側に提供し、本格的な協議に乗り出したのですが、米国がホルムズ海峡を「逆封鎖」すると言い出し、事態は混迷を極めています。イ・チェヒョン記者が韓国政府内部の状況を取材しました。

【写真】「助けて! ホルムズを開けて!」 イランのミサイルに貼り付けられたトランプ大統領の合成写真

 (記者リポート)

 ホルムズ海峡で足止めされている韓国の船舶は26隻です。

 イランはこれまで、これら船舶に関する情報を提供すれば通航を検討するという姿勢を示していました。

 (サイード・クジェチ駐韓イラン大使〈先月26日〉)

 「月曜日(先月23日)に韓国の外交長官とイランの外相が電話で会談し、韓国の船舶の詳細な情報を公式に要請しました。」

 しかし、イランの安全保障が可能かどうかは確信が困難である上、国際社会と足並みをそろえるため、イランとの二国間交渉には慎重なムードでした。

 ところが、今月7日に米国とイランが停戦に合意したことで、基本路線が変わりました。

 10日、韓国外交長官の特使として鄭昺河(チョン・ビョンハ)元駐クウェート大使をイランへ急きょ派遣した上で、韓国の船舶26隻に関する情報も提供したと伝えられています。

 また、イランをはじめとする中東地域への人道支援も推進しているところです。

 (韓国外交部〈省〉の朴一〈パク・イル〉報道官)

 「趙顕(チョ・ヒョン)外交長官は4月9日にイランのアラグチ外相と二度目の電話会談を行い、電話会談の後続措置として外交長官の特使をイランに派遣…」

 しかし、米国とイランの停戦交渉が決裂したことで、軍事的緊張が再び高まる可能性が発生しました。

 しかも、トランプ大統領までもがホルムズ海峡の「逆封鎖」に踏み切ると宣言したことにより、イラン側との交渉の成果が海峡通過につながるかどうか、楽観できない状況となっています。

 韓国政府関係者は「現時点では、いつ船舶が通過できるか断言できない」と答え、もどかしさを抱えている様子でした。TV朝鮮、イ・チェヒョンがお伝えしました。

(2026年4月14日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)

<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • 足止め船舶26隻の情報をイランに提供した韓国政府、米軍のホルムズ封鎖に困惑

right

あわせて読みたい