北朝鮮が「クラスター弾を搭載した短距離弾道ミサイルの試験発射に成功した」と発表した。
朝鮮中央通信は20日「ミサイル総局は改良された地上対地上戦術弾道ミサイル『火星砲11ラ』型の先頭部(弾頭)の威力を評価する試験発射を前日行った」と報じた。金正恩(キム・ジョンウン)総書記は娘のジュエ氏と共に試験発射の現場を見守った。
朝鮮中央通信は今回の試験発射の目的について「戦術弾道ミサイルに適用する散布接頭部(クラスター弾頭)と破片地雷先頭部の特性と威力を拡充すること」と伝えた。クラスター弾頭は単なる子弾や金属破片以上に殺傷力をさらに最大限高めるものだ。
朝鮮中央通信は「136キロ先の島の目標を中心に設定された標的地域に向けて発射した5発の戦術弾道ミサイルは、12.5-13ヘクタールの面積を非常に高い密度で強打した」と主張した。
金正恩総書記は「異なった用途の散布先頭部が開発導入され、わが軍の作戦上の需要をさらに十分に、効率的に満足させられるようになった」「高精密打撃能力と共に特定の標的地域に対する必要な高密度鎮圧打撃能力を増大させることは、軍事行動実践において大きな意義を持つ」と述べた。その上で金正恩総書記は「今日われわれが重ねて体得し更新した技術と記録は、ミサイル先頭部専門研究集団を組織し、5年という時間をかけたことが全く無駄ではなかったことを明確に示す貴重な結果物」と評価した。朝鮮中央通信は金正恩総書記が今回の結果に「大満足」だったと伝えた。
韓国軍は「北朝鮮が咸鏡北道新浦周辺から東海に向け数発の短距離弾道ミサイルを発射し、約140キロ飛んだ」と発表した。
イ・ガヨン記者