「サムスン電子・SKハイニックス様様」 韓国株絶好調、時価総額で英国抜き世界8位

 韓国証券市場は今年に入って急激な上昇を続け、世界の主要市場で順位を一つ上げ、8位になった。その背景には、人工知能(AI)ブームで半導体関連株に世界の資金が流入している影響があると見られている。

 28日午前、韓国総合株価指数(KOSPI、コスピ)は取引時間中に一時1.5%上がって6712.73を記録、同日午前10時30分には6695前後で推移した。個人投資家と外国人投資家が売りに出た一方で、機関投資家は年金基金を中心に買い越している。

 同日のブルームバーグ通信によると、韓国証券市場全体の時価総額は今年に入って45%以上も急増し、4兆400億ドル(約645兆円)に達したという。同期間の英国証券市場の時価総額は約3%増の3兆9900億ドルにとどまった。韓国は英国を抜き、世界の主要証券市場で順位を1段階上げて8位になった。

 これは、昨年末までとは全く異なる状況だ。当時の英国証券市場の規模は韓国の約2倍だと評されていた。ところが、今年に入って韓国市場が急激に反騰し、その差を一気に覆した。 ただし、台湾証券市場は時価総額4兆4800億ドル(7位)で、韓国市場を依然として上回っている。

 ブルームバーグ通信では、韓国証券市場急騰の背景にはAI関連半導体企業の強さがある、と見ている。サムスン電子やSKハイニックスなど韓国を代表する銘柄が高性能メモリ需要拡大の期待を受けて急騰し、市場全体を押し上げているということだ。

 サムスン電子とSKハイニックスは、830銘柄以上からなるKOSPI全体の時価総額の40%以上を占めている。世界の投資家から見ると、韓国証券市場への投資は実質的にAI半導体産業への投資だという意味合いが強い。

 市場では、韓国証券市場の再評価が当面続く可能性があるとの見通しもある。半導体業況の改善、企業業績の回復、株主還元の拡大という期待が相まって、外国人投資家の資金流入が続く可能性があるからだ。ただし、特定の大型株への集中が進めば、市場の変動性が拡大する恐れがあるとの指摘も出ている。

チェ・ジェウ記者

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