李在明大統領が7年前のMUSINSA広告を批判「人間の仮面をかぶってこんなことをするのか」

「戦車デー」韓国スタバに続き7年前の広告蒸し返す
青瓦台「民主化運動のパロディ化を根絶する」

李在明大統領が7年前のMUSINSA広告を批判「人間の仮面をかぶってこんなことをするのか」

 韓国のファッション通販サイト「MUSINSA(ムシンサ)」が以前、広告で「机をバンとたたいたら、ウッと言って乾いて」というフレーズを使用したことについて、李在明(イ・ジェミョン)大統領は20日、「朴鍾哲(パク・ジョンチョル)烈士拷問致死事件を嘲笑する広告だ」「人間の仮面を被りながら、こんなことをするのか」と言った。朴鍾哲烈士とは、1987年に韓国治安本部から拷問を受けて死亡した学生運動家・朴鍾哲氏のことだ。

 これは、李在明大統領が同日、交流サイト(SNS)「X(旧ツイッター)」の自身のアカウントに、ムシンサが同社SNSアカウントで早く乾くフットカバー(靴下)を宣伝する際に使った「速乾性の机をバンとたたいたら、ウッと言って乾いて」というフレーズをシェアして述べたものだ。このフレーズは、学生運動家・朴鍾哲氏が1987年に韓国治安本部から拷問を受けて死亡した事件で、「机をバンとたたいたら、ウッと言って死んだ」と発表した警察の文を連想させる。

 李在明大統領は「朴鍾哲烈士の拷問致死事件、それに端を発する6月民主抗争(民主化宣言につながる抗争)を侮辱し、嘲笑する広告だ」「情報提供を受けたものだが、事実かどうか確認しなければならない」「事実でないことを願うが、もし事実なら実に深刻な問題だ」「金(カネ)は魔物だというが、人間の仮面を被りながら、こんなことをするのか」と書いた。

 ただし、この広告は2019年に掲載されたもので、ムシンサは当時、物議を醸したのを受けてこの広告を削除し、謝罪文を掲載している。過去の広告だったことが明らかになると、青瓦台(韓国大統領府)は「民主化運動および犠牲者に対する冒涜(ぼうとく)、歴史の歪曲(わいきょく)、パロディ化が引き続き発生していることに対し、抜本的に根絶しようという(李在明大統領の)日ごろの哲学と意思が反映されたものだ」と述べた。

 スターバックス・コリアが光州民主化運動(1980年の光州事件)記念日だった今月18日に「タンク(戦車)タンブラーセット」というキャンペーングッズ販売プロモーションを実施した際、「机にバン!」「5・18タンク・デー」というフレーズを使用して物議を醸したのを受け、李在明大統領は「民主の価値を否定するこのような低俗な商人の非人間的な行為に怒りを覚える」と強く非難した。光州民主化運動では韓国陸軍の戦車がデモをする市民を制圧し、多数の死傷者が出た。

チュ・ヒヨン記者

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