閔炯培・李貞鉉両候補の得票数、期日前投票所10カ所で異例の同数…国民の力「確率的には5億9000万分の1を6乗」 統一地方選

期日前投票の異例の結果を巡って論争

閔炯培・李貞鉉両候補の得票数、期日前投票所10カ所で異例の同数…国民の力「確率的には5億9000万分の1を6乗」 統一地方選

 韓国の6・3全国同時地方選挙において、光州・全羅南道の10カ所の期日前投票所で特定の候補が全く同じ数の票を得て「異例だ」とされる疑惑。全南選挙管理委員会は「偶然の一致」だと釈明した。

【表】期日前投票所10カ所で異例の同数を記録

 全南選挙管理委員会は9日に説明資料を出し「全南光州統合特別市長選挙において主要候補者の得票数が同じになった地域の期日前投票の開票詳細内訳を分析した結果、選挙人の数と候補者別得票数、無効投票数など投票全体のデータは互いに違っている」と明かした。

 国民の力の張東赫(チャン・ドンヒョク)代表は同日、韓国国会で記者会見を開き「全南光州統合市長選挙では2候補(進歩〈革新〉系与党「共に民主党」の閔炯培〈ミン・ヒョンベ〉候補、国民の力の李貞鉉〈イ・ジョンヒョン〉候補)の得票数が全く同じ地域がなんと10カ所もあったが、それなら確率的には5億9000万分の1を6乗しなければならない」と指摘した。

 全南選挙管理委員会が公開した資料によると、特定の候補の得票数が同じになっている場所は高興郡錦山面と光州市光山区松汀1洞、長城郡北下面と咸平郡厳多面、麗水市三日洞と新安郡荷衣面、宝城郡蘆洞面と新安郡八禽面、和順郡梨陽面と唐津郡兵営面の期日前投票所だ。

 得票数を調べてみると、高興郡錦山面と光州市光山区松汀1洞の期日前投票で閔炯培候補はそれぞれ1401票、李貞鉉候補はそれぞれ120票を得た。長城郡北下面と咸平郡厳多面では閔候補がそれぞれ606票、李候補はそれぞれ57票を得た。残りの地域でも二つずつ、同じ得票数の投票所が出現した。

 だが細部の数字は違う、というのが全南選挙管理委員会の説明だ。高興郡錦山面は選挙人1828人で、進歩系野党の進歩党に所属する李鐘郁(イ・ジョンウク)候補が55票を得て、同じく進歩系野党の正義党の姜恩美(カン・ウンミ)候補が39票、さらに無所属の金侊満(キム・グァンマン)候補が31票の得票を挙げた。無効票は181票、棄権票は1票だった。

 光州市光山区松汀1洞は選挙人数1764人、進歩党李鐘郁候補114票、正義党姜恩美候補86票、無所属金侊満候補16票、無効票27票、棄権票なしだった。

 全南選挙管理委員会は「期日前投票箱は投票終了後に投票参観人の参観の下で封鎖・封印され、互いに異なる場所で違う人々が集計した結果が偶然、ぴったり合った」とし「各政党と候補者が推薦した参観人が開票前の過程を参観したのだから、不正開票や操作が介入する余地はない構造」と主張した。

務安=チン・チャンイル記者

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