スト頻発に日本超えの賃金、競争力失ったルノーサムスン工場の今後は

2019/02/10 23:08

ルノー本社は生産割り当ての停止を警告 「第2のGM状態か」 恐怖におびえる協力会社 釜山工場では部分ストが常態化 協力会社は実質週2-3日勤務 「もはや正常な会社運営は不可能」

 ルノーサムスン釜山工場の労働者の時給が、全世界のルノー工場46か所のうち3番目に高い水準まで上昇している上、労働組合によるストが頻発し、親企業であるフランスのルノーグループから生産割り当てを停止される懸念が高まっている。ルノーサムスンはルノーグループから「日産ローグ」の生産を委託されているが、この委託生産の契約が今年9月で終了する。その後、生産割り当てがなければ、ルノーサムスンの工場稼働率は40..

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