【独自】金正恩委員長「ペットを飼うのはブルジョア」…次々と補身湯店送り

 北朝鮮は過去にもペットを飼うことについて「腐り切った資本主義文化」として排撃してきたが、1989年の世界青年学生祝典をきっかけに認識が変わり、高位層と富裕層を中心にペットを飼うようになった。その後、韓国ドラマなど韓流の広がりでペットが高位層や金持ちの自慢用として流行した。上記の消息筋は「一般住民はマンションのベランダで豚や家畜を飼っているが、高位層や金持ちがペットを飼うことはぜいたくと認識され、不満の声が出ていた」と説明した。

 北朝鮮は今回、ペットを飼うことを禁止したが、食用犬の飼育は奨励しているようだ。北朝鮮は犬肉をタンコギと呼び、民族飲食・国宝級飲食として自慢している。このような中で平壌では、今年6月開城の南北共同連絡事務所爆破を主導した金与正(キム・ヨジョン)労働党第1副部長に対し「野蛮的」との非難が出ていることが分かった。北朝鮮の元政府高官だった脱北民A氏は「経済状況の悪化で不満がたまっている平壌市民は、南北関係のシンボルを爆破した金与正について『金正恩以上に顔も見たくない』といった声が出ている」と明らかにした。そのため最近、北朝鮮の公安当局は「言葉の反動」に対する取り締まりや処罰を強化しているようだ。

■韓国の全世帯のうちペット飼育の実態は?

キム・ミョンソン記者
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