「分別なかった」という言い訳は通用しない…いじめで転落する韓国スポーツ界のスターたち

女子プロバレーボールのイ・ジェヨン、ダヨン姉妹 韓国代表資格はく奪
無期限出場停止も
「10年も前のことだから忘れようかとも思ったが…」
「12年過ぎた今からでも心から謝罪しろ」

 興国生命が「心身ともに不安定だ」という理由で姉妹の懲戒処分に生ぬるい姿勢を見せると、今度は別の被害者Bさんが13日、さらなる被害事実を暴露し、14日には保護者Cさんが「中学時代、双子たちは母親(1988年ソウル五輪女子バレーボール韓国代表チームのセッター、キム・ギョンヒ氏)の指示の下、2人だけでバレーボールをして、同年代の選手たちは運動もできず、いじめられてばかりいた」と証言した。すると、大韓バレーボール協会は15日、イ・ジェヨン、ダヨン姉妹の韓国代表資格を無期限はく奪すると発表、興国生命も同日、無期限出場停止を決定した。韓国バレーボール連盟(KOVO)は16日、緊急対策会議を開く。

 「暴Too」は男子プロバレーボールにも飛び火した。OK金融グループのFWソン・ミョングン(27)とシム・ギョンソプ(29)が中学・高校時代にした暴行の事実は、ネットを通じてあらためて取りざたされた。両選手は加害事実を認め、今シーズンの残りの試合に出場しないことになった。

 14日にはある人物が「中学時代、頭と足だけを床に付けて体を『くの字』に曲げて支える体勢にさせた後、ハングルを最後まで言わせたり、ボウルを涙・鼻水・ツバ・尿で満たすよう強要したりした人がいた」「彼の姿をテレビで見るのがつらい」とネット上に書き込んだ。首都圏に本拠地を置くチームの女子プロバレーボール現役選手D選手の名前がその加害者だとして挙げられている。

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ヤン・ジヘ記者 , キム・サンユン記者
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