唐辛子に含まれる辛味の成分である「カプサイシン」を過剰に摂取すると、がんになる危険性が高まるという研究成果が発表された。カプサイシンはこれまで、抗がん作用があるとされてきた。

 ソウル峨山病院のキム・ホンシク教授の研究グループは「高濃度のカプサイシンは免疫細胞であるナチュラルキラー(NK)細胞の活動を妨害し、むしろ、がんを発生させる危険性を高めるという事実が立証された」と13日発表した。

 キム教授のグループは、濃度の異なるカプサイシンを投与したNK細胞の、胃がん細胞や血液がん細胞に対する活性度の変化を測定した。その結果、50マイクロモーラー(濃度の単位)のカプサイシンを投与した場合、胃がん細胞に対するNK細胞の活性度は10%で、投与前(15%)に比べ33%も減少した。血液がん細胞に対する活性度も同じく16%で、投与前(32%)の半分に減った。

 だが、低濃度のカプサイシン(10-20マイクロモーラー)を投与した場合は、投与前と比べて大きな差がないことが分かった。

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