韓国経済研究院は6日、経済誌フォーブスによる2019年の世界2000大企業を分析した結果、半導体をはじめとする韓国と6大主力製造業の営業利益率は5.4%で、世界平均(9.4%)の半分にとどまることが分かったと発表した。半導体、自動車、電子製品、造船、鉄鋼、化学という主力産業で韓国企業の競争力が劣っていることが数値として表れた格好だ。

 国内企業の時価総額も世界の企業に比べ少なかった。昨年韓国で時価総額トップのサムスン電子は2724億ドルで、米アップル(9613億ドル)の28.3%、自動車業界トップの現代自動車(312億ドル)は日本のトヨタ(1766億ドル)の17.7%にすぎなかった。

 同院のチュ・グァンホ経済政策室長は「新型コロナウイルスの悪材料も重なり、韓国の産業の世界競争力は非常事態となった」と話した。

ホーム TOP