▲レゴランド・コリア・リゾートの特別限定版年間パス「ファースト・トゥ・プレイ・パス」のイメージ。/レゴランド・コリア・リゾート提供

 「レゴランド・コリア・リゾートは満2-12歳のお子さまと家族の皆さんが共に休日を楽しみ、またレゴといっしょに幼い頃を過ごした大人の方々も楽しい時間を過ごせる空間になるでしょう」

 韓国初のグローバル・テーマパークとなるレゴランド・コリア・リゾートが2022年5月5日のこどもの日に江原道春川でオープンする。レゴランドとしては世界で10番目、アジアでは最大規模となる。

 レゴランド・コリアは9月28日にオンラインで会見を開き、来年のオープンに向けたスケジュールやテーマパークの紹介、さらに限定版の特別年間パス「ファースト・トゥ・プレイ・パス」の販売を開始すると発表した。

 レゴランドはおもちゃのレゴをテーマとするグローバル・テーマパークだ。1986年にデンマークのビルンで最初にオープンし、英国のウインザー、ドイツのグンツブルク、米国のカリフォルニア、フロリダ、ニューヨーク、マレーシアのジョホールバル、アラブ首長国連邦のドバイ、日本の名古屋にもある。

 レゴランド・コリア・リゾートは江原道春川の中島でオープンする。世界中のレゴランドの中で唯一、島に建設される。世界に10カ所のレゴランドの中で2番目に大きく、アジアでは最大規模となる。韓国では初めてとなるグローバル・テーマパークだ。

 レゴランド・コリア・リゾートのキム・ヨンピル社長は「春川は京春線やソウル-襄陽間の高速道路などで首都圏とのアクセスが良いことが強みだ。また景観も良いことから、レゴランドの価値を高めるのに適切と判断した」と説明した。

 リゾートは、レゴのブロックで作られ、40カ所以上のアトラクションとショーからなる七つのテーマ区域に分けられる。レゴをテーマとする154の客室を持つレゴ・ホテルも同時に建設が進められている。会見ではレゴランド・コリア・リゾートを構成する「ブリックトピア」「ブリック・ストリート」「レゴ・シティー」「レゴ・ニンジャゴー・ワールド」「海賊島」「レゴ・キャッスル」「ミニランド」の各区域を含む主なアトラクションも紹介された。

 レゴランドは現在99.5%まで工事が進み、すでに最後の仕上げの段階にある。今年2月から工事が始まっているレゴランド・ホテルも30-40%まで建設が進んでおり、来年のテーマパークのオープン前には工事を終わらせる計画だ。さらに中島には4000台規模の駐車場も整備されるという。

 レゴランド・コリア・リゾートは現在チケットの料金について検討中だが、韓国国内の別のテーマパークと同じレベルになる見通しだという。さらにリゾートのオープンを記念し特別限定版の年間パス「ファースト・トゥ・プレイ・パス」を販売する。このパスがあれば正式オープン前のフリー・オープン期間中にレゴランド・コリア・リゾートを体験できる。

 販売は9月30日からオンラインで始まり、価格は最低で14万9000ウォン(約1万4000円)からだ。レゴランド・コリア・リゾートのニュースレター購読を申請した人は29日から購入できる。その後は3種類の通常年間パス(シルバー、ゴールド、プラチナ)も販売される予定だ。

 さらにレゴランド・コリア・リゾートは江原道と協力し、アトラクションの運営担当者やエンジニアなど110人以上を地元住民や江原道民優先で採用する方針も明らかにしている。

 キム社長は「レゴランド・コリア・リゾートの主なお客さまとなる満2歳から12歳までのお子さまはもちろん、レゴを愛する大人まで全ての家族の幼心を刺激できる空間になるでしょう」「韓国国内の代表的な家族の旅行先として注目をあつめるテーマパークになることが究極的な目標です」とコメントした。

イ・ソンモク記者

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