▲写真提供=現代自動車

 現代自動車グループが中国重慶工場を16億2000万元(約332億円)で売却したことが16日までに分かった。現代自は2017年に62億元(約1270億円)を投資し、年間30万台の製造が可能な重慶工場を建設した。それがわずか7年で4分の1の価格で売却するに至った。今回の売却は一つは米中対立の影響、さらに電気自動車への移行期に中国市場から米国市場とASEAN(東南アジア諸国連合)市場攻略に方針を転換する戦略の一環とみられる。

 中国の合弁法人である北京現代自が昨年末に重慶工場を重慶市所有のあるデベロッパーに売却したという。現代自は北京に3カ所、さらに河北省滄州市と重慶市にも工場を所有し、中国国内で一時年間254万台を生産した。ところが2017年に在韓米軍のTHAAD(高高度防衛ミサイル)問題が表面化した影響で販売台数が一気に減少し、現地法人の運営も難しくなった。これに伴い21年に北京工場の1カ所を売却し、今回重慶工場も中国企業に売却するに至った。重慶工場は21年から工場の稼働を中止している。現代自は滄州工場も近く売却する方針だ。

キム・アサ記者

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