▲今月5日午後、仁川市南洞区の漁港「蘇莱浦口」にある総合魚市場で、同区庁合同点検班がはかりを点検した。同区は、蘇莱浦口一帯の違法商行為を根絶するため、関係部署と合同で集中点検を行った。写真=聯合ニュース

 仁川市内の有名な魚市場で、「ぼったくり」や「ワタリガニのすり替え」などが物議を醸していることから、管轄自治体が取り締まりに乗り出した。仁川市南洞区が6日に明らかにした。

 同区は漁港「蘇莱浦口」一帯の違法商行為を根絶するため、先月29日と今月2日に合同点検を実施した。この点検には生活経済課・食品衛生課・農畜水産課など6つの関係部署が参加した。

 区庁が約290店を対象に点検した結果、不合格の計量器を使用していた9店と、塩辛類を取り扱いながら健康診断書を必要時に提出していなかった2店が摘発された。

 不合格の計量器を使用した店舗は許容誤差を超えるはかりを使っていたことが分かった。同区が5キログラムの分銅をはかりにかけた場合、摘発された店のはかりの表示重量は実際の重さと最大で80グラム(許容誤差60グラム)の差があった。同区はこれらの店が重さをごまかそうとしたものと見ている。このような計量器を使えば、消費者は実際に購入した水産物より少ない量の水産物しか受け取れないためだ。同区は該当店舗に改善命令を下した。

 また、塩辛やケジャン(生ワタリガニのしょうゆ漬け・タレ漬け)を販売する店は事業主が年に1回、健康診断を受けなければならないが、2店でこのような規定に違反していた事実を確認し、それぞれ過料20万ウォン(約2万2000円)の処分を下した。

 同区は今後、週3回以上合同点検を行い、原産地表記や衛生管理規定を順守しているかどうかなどを確認する方針だ。

 今回の合同点検は、あるユーチューバーの暴露がきっかけで実施された。動画共有サイト「ユーチューブ」のチャンネル「お魚先生ミスターS」に先月28日、「越えてはならない一線をはるかに越えた蘇莱浦口、だから人々が悪口を言わざるを得ない」というタイトルの動画がアップロードされた。この動画では、一部の商人たちが価格表にヒラメの値段を1キログラム当り4万ウォンと表示しておきながらも「5万ウォン払え」と要求したり、一方的に水槽から水産物を出して顧客に買うように強要したりしていた。

 この動画がネット上で拡散されたことから、商人会はこうした事実を認め、2店に対して営業停止15日の処分を下した。

 この他にも正確な重さを告げずにワタリガニ2匹の値段を37万8000ウォンと言って客引きをする商人の姿も動画に写っていた。蘇莱浦口の魚市場は昨年、「脚のない活ワタリガニ」を販売して物議を醸し、商人たちが土下座をして謝罪していた。

 同区の朴鍾孝(パク・ジョンヒョ)区長は「一部商人の違法商行為により蘇莱浦口全体のイメージが下がっている。厳正な取り締まりで違法商行為を必ずや根絶し、蘇莱浦口を訪れてくださる消費者皆様がご不快にならないようにする」と語った。

チェ・ヘスン記者

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