「伊藤博文発言」で物議を醸した成一鍾(ソン・イルジョン)議員の辞任を要求して保守系与党「国民の力」中央党舎に乱入した韓国大学生進歩連合(大進連)メンバーの一部が、身柄を拘束された。

 ソウル南部地裁(韓政錫〈ハン・ジョンソク〉部長判事)は12日、大進連メンバー4人のうち2人について「逃亡の恐れがある」として拘束令状を発布した。残る2人は令状を棄却した。

 一行は今月9日午前11時20分ごろ、ソウル市永登浦区の国民の力党舎に無断侵入し、成一鍾議員の辞任を要求して立てこもった疑いが持たれている。

 一行は警察によって党舎の外へ引き出された後も、解散要求に応じないまま連座デモを続け、現行犯逮捕された。

 今月11日に警察は、「集会および示威に関する法律」違反、「暴力行為等処罰に関する法律」上の共同住居侵入などの容疑で拘束令状を申請した。

チョン・ウンア記者

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