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食費1カ月700万ウォン…14人の子育てに奔走する49歳米女性「オクトマム」が生活困窮訴え
八つ子を出産し、「オクトマム」と呼ばれたナタリー・スールマンさん(49)が、子どもの教育のために生活が苦しいと打ち明けた。
【写真】ナタリー・スールマンさん(49)と子どもたち
スールマンさんは先月から放映されているドキュメンタリー『オクトマムの告白』で自身の生活を公開した。
番組ではスールマンさんが食料品の買い物で366.94ドル(約5万3600円)を払う様子も映し出された。スールマンさんは最近、USウィークリーとのインタビューで「これを二日に1回ずつ払っている」「食費は1カ月に平均4000-5000ドル(約58万-73万円)」ぐらいかかる」と話した。さらに「仮にそれ以上、余分な食べ物を買うことになると、軽く1万ドルを超える」と明かした。
スールマンさんは「セール中の商品がたくさんある。予算をしっかり立てているので健康に食べることができる」「主に穀物、フルーツ、野菜を買い、肉や乳製品、卵はあまり買わない」と話した。
14人の子どもを持つスールマンさんは「食費、家賃、請求書が繰り返しやってくる。子どもたちが成長するにつれ、必要とする食事の量も増えていく」として経済的に苦しいことを訴えた。その上で「初めは今の4分の1も使わなかったが、今はもっとたくさん支出している」と話した。
スールマンさんは2009年に体外受精で八つ子を出産し、有名になった。スールマンさんは未婚の母で、すでに子どもが6人いる状態で八つ子を産んだという。その後は経済的な困窮を訴え、子どもの教育費を稼ぐという理由でアダルトコンテンツやヌード写真集などを撮影し、物議を醸した。
キム・ガヨン記者