裁判
教え子の大学院生に複数回性的暴行を加えた60代男性教授「1億ウォン払わなければ録音記録ばらまくぞ」 /大邱
自分が指導していた大学院生に複数回にわたって性的暴行を加えた疑いで、元大学教授が裁判にかけられた。
【写真】「英国史上最悪の性犯罪者」中国人留学生ゾウ・ジェンハオ(28)
大邱地検女性・児童犯罪調査部(崔熙貞〈チェ・ヒジョン〉部長検事)は4月28日、教え子の大学院生に性的暴行を加えた疑い(被監督者姦淫〈かんいん〉罪)などで、大邱地域の大学に勤めていた元大学教授(60代男性)を勾留起訴した。被告は2021年から翌年まで、博士学位論文の指導を受けていた教え子の大学院生Bさんに数回にわたり性的暴行を加えた疑いが持たれている。
この過程で被告がBさんに対し「1億ウォン(現在のレートで約990万円)出さなければ(性暴行の過程を)録音したファイルをばらまく」と言って金を奪おうとしたことも、調べによって明らかになった。被告は22年に罷免されたことが把握された。
検察関係者は「被告は論文指導および審査の期間に指導教授としての地位を悪用し、Bさんに対して持続的に性犯罪を働いていた」とし「今後も権力型性犯罪に対し厳正に対処する」と語った。
イ・スンギュ記者