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韓国商工会議所の会頭が今月末に訪日 両国の経済協力議論へ
【ソウル聯合ニュース】大韓商工会議所の会頭を務めるSKグループの崔泰源(チェ・テウォン)会長が5月29、30日の両日に東京で開かれる日経フォーラム第30回「アジアの未来」に出席し、両国の経済連帯などを模索する。財界関係者が14日、明らかにした。
崔氏は昨年、6年ぶりに日経フォーラムに出席し、今回は2年連続での出席となる。
崔氏は世界の貿易秩序の変化に対する解決策として、日本とのパートナーシップを通じた経済圏域の規模拡大を提案してきた。今回の訪日でも韓日経済協力共同体の推進など、両国間の経済協力拡大を模索するとみられる。
崔氏は4月22日に開かれた「国会未来産業フォーラム」発足式の演説でも、経済圏の規模拡大を巡り、欧州連合(EU)モデルを取り入れる必要があるとしながら「韓国と日本が(市場間障壁を取り除いた経済共同体形態で)合併できれば、これを東南アジア諸国連合(ASEAN)の他の国にも増やしていくことができる」と提案した。
日本滞在中は政界、財界関係者との会合が予定されており、石破茂首相を表敬訪問する可能性もあるという。