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李大統領が与野党執行部と会合 石破氏の国交60年式典出席を高く評価
【ソウル聯合ニュース】韓国の李在明(イ・ジェミョン)大統領は22日、大統領公邸で、与野党の執行部メンバーらと昼食を兼ねた会合を行った。李大統領が与野党の執行部と会合するのは今月4日に就任してから初めて。
与党「共に民主党」からは金炳基(キム・ビョンギ)院内代表(党代表職務代行兼務)が、最大野党「国民の力」からは臨時執行部トップの金龍泰(キム・ヨンテ)非常対策委員長、宋彦錫(ソン・オンソク)院内代表が出席した。
李大統領は主要7カ国首脳会議(G7サミット)に出席した結果などを説明し、国政全般にかかわる対話を交わした。
とりわけ石破茂首相が19日に都内のホテルで開催された韓日国交正常化60年を記念する式典に出席したことを高く評価した。これに対しては与野党の執行部がいずれも共感を示したという。李大統領はG7サミットの日程と重なり、ソウルで開かれた国交60年の記念式典には出席できなかった。
大統領室の禹相虎(ウ・サンホ)政務首席秘書官は「きょうの会合で大統領と与野党の執行部は虚心坦懐(たんかい)に対話を始めたことに意味があったと話した」とし、今後もこうした会合を頻繁に行うことにしたと伝えた。