▲ソウル市冠岳区のソウル大学校正門周辺で開催された韓国の保守系団体「トゥルース・フォーラム」主催の集会で講演する米リバティー大学のモース・タン教授/NEWSIS

 拘置所に収監中の尹錫悦(ユン・ソンニョル)前大統領は16日、米リバティー大学のモース・タン元米国務省国際刑事司法大使と面会する。

【写真】ソウル大前で演説するモース・タン元米国務省国際刑事司法大使

 尹前大統領の弁護団は15日「16日午後4時20分から10分間、尹前大統領はモース・タン元大使らとの一般面会に応じる」と明らかにした。面会はタン元大使の要請で実現したという。

 タン元大使は米リバティー大学教授で、韓国の第21代大統領選挙を巡って不正選挙疑惑を訴え波紋を引き起こした。前日韓国に入国したタン元大使は保守系団体の招待を受け同日ソウル大学湖巌教授会館で講演する予定だったが、ソウル大学が「教育や研究などに支障が生じる恐れがある」との理由で会場使用を認めなかったため、講演は正門前で行われた。タン氏は講演で尹前大統領の戒厳令宣布を擁護する発言を行ったという。

オ・ユジン記者

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