▲今年の国際情報オリンピックで金メダルを獲得した韓国代表選手たち。写真左からピョン・ジェウさん=京畿科学高校2年=、イ・ユチャンさん=京畿科学高校3年=、チョン・ミンチャンさん=韓国科学英才学校2年=、ウ・ミンギュさん=ソウル科学高校3年=。

 国際情報オリンピックで韓国代表選手4人全員が金メダルを獲得し、1位となった。この大会は高校生たちがコンピューター・プログラミングの知識を競う国際大会だ。韓国科学技術情報通信部(省に相当)と韓国科学創意財団が5日に発表した。

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 発表によると、先月27日から今月3日までボリビアで開催された第37回国際情報オリンピック(IOI 2025)で、韓国代表選手のピョン・ジェウさん=京畿科学高校2年=、ウ・ミンギュさん=ソウル科学高校3年=、イ・ユチャンさん=京畿科学高校3年=、チョン・ミンチャンさん=韓国科学英才学校2年=の全員が金メダルを受賞したという。代表選手全員が金メダルを獲得したのは、韓国が1992年に同大会に参加して以来初めてだ。韓国代表選手は今年の大会で中国・ルーマニアと共に1位となった。

 国際情報オリンピックは二日間にわたり、一日5時間、3問ずつコンピューター・プログラミングの問題を解くという方式で進められる。ウ・ミンギュさんは6つの問題で満点に近い成績を出し、個人成績で世界2位となった。ピョン・ジェウさんは1990年に国際数学オリンピックで銀メダルを取ったピョン・ミョングァン博士の息子で、親子で国際科学オリンピックのメダルを獲得するという記録を作った。今年代表選手を率いた建国大学コンピューター工学部のキム・ソンヨル教授は「世界の舞台で見せてくれた高校生たちの情熱と実力を誇りに思う。今後の活躍がより一層期待される」と語った。

パク・ジミン記者

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