▲イラスト=UTOIMAGE

 全北特別自治道井邑市にある焼き肉店で、店長(30)がアルバイトの男性(19)を野球のバットなどで激しく暴行する事件があった。

 全北警察庁が13日に明らかにした。それによると、井邑市内の焼き肉店で12日午後11時20分ごろ、アルバイトの男性が、店のマネージャーを務める店長の妻に暴言を吐いたとの理由で、店長がアルバイト男性に暴行を加えたという。

【写真】店長がアルバイト店員に暴行を加える様子

 店の監視カメラには、店長が野球のバットを手にし、床に倒れたアルバイト男性を蹴って拳で顔を殴る様子が映っていた。

 アルバイトの男性は現在、近くの病院に入院している。病院側は男性の状態について「鈍器で殴られて目の部分にけがを負うなどひどく負傷しており、精密検査が必要」だとして「現段階では傷害診断書を発給するのは難しい状態」と説明した。

 男性は「店のマネージャーに暴言を吐いた事実はない」として「暴行を受けているときもそのように説明したが、店長は聞く耳を持たなかった」と悔しさをぶちまけた。

 警察は監視カメラの映像と、暴行に使われた野球のバットなどを証拠として確保し、事件のいきさつを調べている。

チョン・アイム記者

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