▲イラスト=UTOIMAGE

 釜山沖で全長3メートル、重さ100キログラムのサメの死骸が発見された。

 釜山海洋警察署は8月22日午前6時30分ごろ、釜山市影島区の物揚場(ものあげば)前の海上でサメの死骸を発見し、クレーンで引き揚げたと発表した。

【写真】体長3m・体重100㎞…釜山沖で引き揚げられたサメの死骸

 全長3メートル・重さ100キログラムのこの死骸は「マオナガ」というサメのものであることが確認された。マオナガは攻撃性が低い種とされている。世界各地の熱帯や亜寒帯海域の沿岸-外洋まで広く分布し、海表面近くから水深370メートルくらいの所までで生息している。主に群れて暮らす魚類やイカ類を食べると言われている。

 同署は、海上パトロール中に海に浮かんでいるサメを発見した。発見時は既に死んで腐敗が進んでいる状態で、モリで突かれたり捕獲されたりした形跡はなかった。同署の関係者は「捕獲の痕跡は見当たらなかった。サメの死骸が潮に流され、海上で発見されたものとみられる」と話している。

 釜山沖の海上でサメが発見されたのは初めてではない。昨年9月にはチャガルチ・クルーズ船着き場前の海上で攻撃性の高いヨシキリザメとみられるサメの死骸が発見された。また、同月末には影島区の生島近くの海上で夜釣りをしていた船員がアオザメの攻撃を受けて負傷している。

パク・ソンミン記者

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