【世宗聯合ニュース】韓国統計庁が24日に発表した「人口動向」によると、7月の出生数は前年同月比1223人(5.9%)増の2万1803人で、昨年7月から13カ月連続で増加した。婚姻件数の増加や政府の出産支援政策などが後押ししたとみられる。

 今年1月から2万人台を維持してきた月間の出生数は6月に2万人を割り込んだが、7月は再び2万人を超えた。

 今年1~7月の出生数は累計で14万7804人となり、前年同期比7.2%増加した。

 1~7月の出生数が前年同期を上回ったのは2015年以来10年ぶりで、増加幅は統計開始以来、最大となった。

 統計庁は出生数の増加について、婚姻件数の増加、政府の各種出産支援政策、30代前半の女性人口の増加などが複合的に作用したと説明した。

 1人の女性が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率は7月に0.80を記録し、前年の同じ月より0.04ポイント増加した。

 7月の婚姻件数は前年の同じ月より1583件(8.4%)増加した2万394件だった。7月としては2016年(2万1154件)以来の高水準だった。婚姻件数は昨年4月から16カ月連続で増えている。

 7月の死亡数は2万7979人で、前年の同じ月より200人減少した。

 7月の離婚件数は7826件で前年同月より113件減少した。 

 死亡数が出生数を上回り7月の人口は6175人の自然減となった。

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