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韓国海兵隊 南北境界線付近で海上射撃訓練=自走砲が170発
【ソウル聯合ニュース】韓国の海兵隊は24日、黄海上の軍事境界線にあたる北方限界線(NLL)に近い北西島しょで海上射撃訓練を実施した。西北島しょ防衛司令部が明らかにした。
白○(○=令に羽)島に配備された第6旅団と延坪島に配備された延坪部隊が参加し、自走砲「K9」などから約170発が発射されたという。
K9自走砲を投じて北西島しょで海上射撃訓練が実施されたのは6月25日以来、約3カ月ぶり。今年3回目となる。
同地域での海上射撃訓練は毎年3~4回実施されていたが、2018年に南北が軍事合意を締結したことで中断された。その後、北朝鮮が2024年6月からごみをぶら下げた風船を韓国側に飛ばしたことを受け、尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領が南北軍事合意の効力を全面停止することを承認。訓練も再開された。
李在明(イ・ジェミョン)大統領が今年8月、南北軍事合意を先制的かつ段階的に復元すると表明したことで北西島しょなど境界地域での訓練が中止される可能性が提起されていたが、訓練は予定通り実施された。