▲イラスト=UTOIMAGE

 友人を助けようと海に飛び込んで行方不明になっていた10代の男性が3日後、遺体で発見された。

【写真】行方不明男性から通報 海洋警察官が溺れた女性を救助する様子

 全北特別自治道の群山海洋警察署は29日午後3時40分ごろ、群山市内にある冬柏大橋近くの海岸で男性の遺体1体を発見した。

 身元確認の結果、26日午前、群山市海望洞付近の海で行方不明になっていたAさん(19)の遺体であることが確認された。

 同署によると、Aさんは26日午前6時50分ごろ、冬柏大橋付近で友人のBさん(10代)が海に落ちたため、同署に通報して海に飛び込んだという。Bさんは通報を受けて出動した海洋警察官に救助されたが、Aさんは行方不明になった。

 その後、同署は沿岸救助艇などを動員して行方不明になった地域の周辺を捜索していた。Aさんの遺体が発見されたのは、行方不明になった地点から西に約4キロメートル離れた場所だという。

 同署関係者は「指紋分析などによってAさんの身元を確認した。詳しい事故の経緯を調べているところだ」と語った。

キム・ジュンホ記者

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