▲元サッカー韓国代表の李天秀(イ・チョンス)氏。写真=NEWSIS

 元韓国代表サッカー選手の李天秀(イ・チョンス)氏(44)が数億ウォン(数千万円)台の詐欺容疑で訴えられていたことが明らかになった。済州警察庁などが4日に発表した。

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 発表によると、済州警察庁はこのほど、李天秀氏を特定経済犯罪加重処罰などに関する法律違反(詐欺)容疑で立件したとのことだ。済州西帰浦警察署に先月、李天秀氏に対する告訴状が提出され、その後、済州警察庁に移管された。

 告訴人のA氏は親しくしていた李天秀氏に2018年11月から2021年4月まで生活費名目で数回にわたって計約1億3000万ウォンを貸したと主張している。しかし、李天秀氏はその後、A氏との連絡を絶ち、借りた金を返すと約束していた2023年末になっても返済がなかったという。

 また、A氏は2021年、李天秀氏に「外国為替先物取引サイトで5億ウォンを投資すれば、毎月収益金を分配し、元金も返還する」と投資を勧められたため、李天秀氏の知人に5億ウォンを送金したが、その一部の1億6000万ウォンしか返してもらっていないとも主張している。

 李天秀氏側は金を受け取った事実は認めながらも、「A氏がただ『使え』と渡してくれた金だ」と容疑を否認しているとのことだ。

 外国為替先物取引サイトへの投資勧誘の件については、「紹介したり、投資を勧めたりした事実はない」と主張した。

 警察関係者はチョソン・ドットコムの電話取材に「該当の件で告訴状の提出があったのは事実だ。詳しい内容は言えない」と答えた。

キム・ミョンイル記者

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