【ソウル聯合ニュース】韓国のソウル市民の75%が同市の水道水「アリ水(アリス)」を飲み水として利用していることが10日、分かった。同市が市民の飲み水の消費パターンを調査した結果を発表した。

 同市が世論調査機関に依頼し、8月13~19日に18歳以上の市民1000人を対象にオンラインで調査した結果、水道水を飲み水として使っているとの回答は75%となり、前年比で5.4ポイント上昇した。特に、家での飲用率は6.7ポイント上がり、お茶・コーヒー(63.7%)、ご飯・料理(63.9%)などに使うとの回答も高くなった。同市は水道水の飲用文化が日常で広がっていると分析している。

 この1年間に家の外で水道水を飲んだ経験があるとの答えは53.1%だった。

 79.9%は水道水に全般的に満足していると回答した。水質の満足度は82.2%で、前年より4ポイント上昇し、飲用・調理目的の満足度は91.6%、生活用水としての満足度は94.2%だった。

 「過去に比べてより安全だと感じる」との回答は66.8%、「過去に比べてより信頼できると思う」は66.4%、「過去に比べてよりきれいになったと感じる」は61.3%だった。

 李会昇(イ・フェスン)ソウルアリ水本部長は「科学的な水質管理や情報公開を強化し、誰もが安心して水道水を飲める環境をつくっていく」と明らかにした。

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