寬勲言論賞審査委員会（委員長、文昌克〈ムン・チャングク〉、ユン・ヨンチョル）は2025年度第43回寬勲言論賞を発表し、国際報道部門に朝鮮日報・鄭喆煥（チョン・チョルファン）欧州特派員の「『韓国に行きたい』　ウクライナで捕虜になった北朝鮮兵に本紙特派員がインタビュー」が受賞した。ウクライナの戦場で生きて捕虜となった北朝鮮軍の2人の兵士に単独インタビューを行い、世界的にも「大スクープ」と評価された。

【写真】2月19日付の朝鮮日報に掲載された鄭喆煥・欧州特派員のインタビュー記事

　社会変化部門では東亜日報の「漏落：あなたのマンションは大丈夫ですか」、権力監視部門ではJTBCテレビの「乾津（コンジン）法師ゲート追跡と核心当事者連続インタビュー」が選ばれた。釜山MBC放送の「初報道、高齢者性暴力の実態」は地域報道部門で、KBS放送時事企画窓の「2216編追跡報告書2部作」はジャーナリズム革新部門での受賞となった。授賞式は12月23日午後12時からソウル市中区の韓国プレスセンター20階の国際会議場で開催される。

ソ・ボボム記者