▲写真=NEWSIS

 光州市内にあるワンルームマンションで、女性から「部屋に閉じ込められている」という通報があり、警察が出動したところ、マンションで売春が行われていたことが発覚し、警察が捜査に乗り出した。

 光州西部警察署が5日に明らかにしたところ、4日午後7時46分ごろ、同市西区双村洞にあるワンルームマンションから女性の声で「『お金をあげる』と男性に言われて部屋までついていったところ、閉じ込められて出られない」と112番(日本の110番に相当)通報があった。

 通報者は発信番号非表示で電話をかけてきたため、正確な部屋の場所が特定できず、警察は建物の部屋を1カ所ずつ開けて確認作業を進めた。すると、一部の部屋で売春が行われていたことが発覚した。

 警察は現場で、元締めとみられる40代の男と20代の女を摘発し、売春あっせん及び従事に関する供述を確保した。同じ建物の別の部屋でも、売春に従事していたとみられる女性2-3人が見つかった。

 警察は、この建物で売春が組織的に行われていたとみている。現場でけが人は見つからず、暴行など物理的衝突もなかったという。

 警察は男と女を売春あっせんなどの疑いで立件する方針だ。また、第一通報者が内部の関係者なのか、外部から通報したのかについても調査する予定だという。

チョン・アイム記者

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